アメリカ人の聖書観の変化

20175月、ギャラップ調査が、アメリカ人の聖書観について調査結果を発表しました。

聖書が字義通り神の言葉であると信じる人は、24%。これは40年のギャラップ調査の傾向の中で最低の数字であるとのことです。

とはいえ、聖書に関して、クリスチャン対象でなく、アメリカ人全般を対象にしてこれだけの数字は、アメリカのベースはキリスト教なんだなと思わされます。

少し理解に苦しむところもありますが、以下が、その調査内容を訳したものです(一部割愛)。



アメリカ人の4人に1人に満たない数(24%)は、聖書が「字義通り神の言葉」であると信じている。そして、一語一語が文字通りそう取られるべきものであるとしている。

また、同様の数(26%)の人が、聖書を「寓話、伝説、歴史書、人によって記録された道徳的戒律の本」と捉えている。これは、40年のギャラップ調査の傾向で初めて、聖書的字義通り解釈する主義が、聖書懐疑主義を上回らなかったことになる。

一方で、アメリカ人の約半数(この数は大まか変化がない)が、聖書は霊感された神の言葉であるが、すべてを字義通りとられるべきではないとする、中庸にある。

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しかし、聖書の字義通りの解釈が減っている一方で、アメリカの大多数(71%)が、聖書を聖なる書物であると捉えており、神ご自身の言葉ではないとしても、少なくとも神の霊感を受けたものであると信じ続けている。

全体的な聖書観の変化は、若年成人の間で最も表されている。よって、この傾向は、この先、年々、加速するであろうことを示している。

アメリカ人のどの年齢層の人もおおかた、聖書は聖なる文献であると受け取っているが、聖書における神の直接的な役割を軽視している人がほとんどである。このことが意味することは、神でなく、人が聖書を書いたなら、その解釈はより開かれたものであり、質疑されうるものであると、信じる方向に、過去よりも進んでいると言えるのではないか。

そして、それは次に、アメリカ人が、多くの倫理的な意味合いのある問題をどう結論づけるかという結果に関わってくるかもしれない。クリスチャンの視点からは、かつては大半の人が顔をしかめるような様々な態度を、一般的に益々受け入れていることにすでに見られるかもしれない。それは、同性婚、結婚前の姓交渉、結婚外の出産、医師の援助による自殺に渡っている。

Actual word of God

Inspired word of God

Ancient book of fables

%

%

%

U.S. adults

24

47

26

Men

23

46

30

Women

26

48

24

Whites

22

48

28

Nonwhites

29

46

23

18 to 29

12

54

30

30 to 49

24

40

33

50 to 64

31

49

19

65+

27

49

22

College graduate

13

50

36

Some college

27

44

26

No college

31

47

19

Total Christian

30

54

14

Protestant/Other Christian

35

51

12

Catholic

21

58

19

No religion

7

21

68

Religion very important

41

50

7

Religion fairly important

13

66

17

Religion not important

2

20

76

(参考出典元 http://www.gallup.com/poll/210704/record-few-americans-believe-bible-literal-word-god.aspx)




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by info_tlccc-ny | 2017-05-24 01:09
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