NYC市長選2013年-ユダヤ系候補者がいない

今年は、2013年11月5日にニューヨーク市長選挙が行われます。 この時期、時間帯によりますが、テレビのコマーシャルに、立候補者らの宣伝が入れ替わり放映されています。

ブルームバーク現市長は、任期満了となるため、今回の選挙戦には出馬できません。 ヒラリー・クリントン氏にニューヨーク市長の職について打診されましたが、断られたそうです。
f0230587_993062.jpg 話は脇にそれますが、ブルームバーグ市長は、ユダヤ系アメリカ人で、経済界で成功し、世界でも有数の大富豪です。 市長の職に就いてからは給料は受取らず、事実上の無償契約を行う際は1ドルということで1ドルの報酬をもらっていました。
私財を投じて市の働きや災害の復旧活動、チャリティなどへの多額の寄付をされていることもよく知られています。

さて、今年のニューヨーク市長選には、ユダヤ系の候補者がいないことが注目されました。 これは1965年以来4回目のことだそうです。
一方、今年の市長選は、人種、性別、性的傾向についても多様化しています。候補者のクリスティン・クイン氏(女性)はアイルランド系で、同性愛者であると公表し、実際同性婚をしている。
ビル・デブラシオ候補者は、イタリア・ドイツ系で、アフリカ系の女性と結婚。
候補者ジョン・ルイ氏は初めての台湾系。
候補者ビル・トンプソン氏は黒人と、今年のニューヨーク市の選挙戦は、NYCの多様性を反映しています。

1973年にユダヤ系アメリカ人のアブラハム・ビーム市長が当選して以来、ニューヨーク市ではユダヤ系の候補者が出馬するのは通常のことでした。

ところで、ニューヨーク市長の初のユダヤ系アメリカ人のビーム市長の歴史的な勝利以来、何が変わったのでしょうか。
それはユダヤ系の数です。1950年代にピークとなったユダヤ系アメリカ人人口200万強以来、徐々にその数は減っています。
ユダヤ系と認める人110万人の市民のうちの大半は、ハスディック(厳格な宗教的な)正統派ユダヤ教信者の集団です。 市のユダヤ系の子供たちの4分の3以上がハスディック(厳格な宗教的な)であり、大人の多くは、イスラエルに行き来しています。 ニューヨーク市の新しいユダヤ系の人口は過去に比べより保守的になっています。

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(写真→仮庵の祭りの日、マンハッタンで見かけたユダヤ系アメリカ人ら。)

多様性を象徴する国連本部のあるニューヨーク市では、すべての人が声を聞いてほしいと願っています。
どの人種背景の人が次期市長になろうとも、経済赤字、税問題、重圧は多文化です。

<参照元>http://www.policymic.com/articles/19726/nyc-mayor-race-2013-no-jewish-candidates-a-sign-of-shift-in-nyc-demographics
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by info_tlccc-ny | 2013-09-03 05:48
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